
ここは上海、夜も深まってきた夜11時過ぎ。
小腹が空いた私は、現地庶民に人気のシュアンヤンロウのお店に向かいました。
ここはなんと店先で枝肉を処理していて、捌きたての肉を店内で食べさせてくれるという素晴らしくイカした店なんです。このお店の回りにはポツリポツリとウイグル民族の食堂もあり、実は隠れた羊スポットなのかもしれない!?
ガイドしてくれた中国人の友人曰く、上海でもこのような生肉を食べさせてくれる店は珍しいという。店頭から期待大の私は、興奮しながら店内へ足を運ぶのでした。

新梅居は外灘からタクシーで数分走ったところにありました。
ローカルなお店ですが地元では歴史もあり有名なお店だそうです。
色々な場所に支店もあるとか。

さて、早速店内に入りシュアンヤンロウの肉(脂肥)を注文。
この味わい深そうな肉色と脂肪の白上がり!
食べる前に一見して旨いことが分かります!
肉の厚さも日本と違い少々厚切りなので、肉の味がよく分かる!
最高!

定番のタレ。
このたれは本当にうまいですよね。
スーパーなんかで販売しているかな?と思って探してみるのですが全然見つからないですよ。
何て言う商品名で販売しているのかな?

お鍋にはクコの実などのちょっと甘い乾燥調味料が入り準備完了。

友人の注文、凍った豆腐。
煮込んで食べます。
これも定番ですね。

2〜3人前はあろうかと言う肉はあっという間に無くなる!
それだけ旨いんですよ!!!
このお店は絶対にもう一度行きたいと思わせる店です。

骨付き肉を醤油で煮込んだ「紅焼羊肉」。
骨の大きさから推測するに、非常に小さな仔羊ですね。
主にバラ肉あたりが多く入ってます。
肉付きは思いのほか良く、食べ応えもあります。
醤油の煮込みは牛をたべても殆ど同じ味付けでした。

店頭ではこんな感じであらかじめ冷凍されたものが並んでました。
日本にも持って帰れます(検疫で没収される可能性もあるので注意・・・)。
※生ものなので急いでもって帰ってください(笑)
ひとつ16元は妥当な値段でしょうね。

骨付き肉の事は「帯骨肉」っていうのですかね?
なるほど、なるほど。
醤油・砂糖・味噌・香辛料でホロホロになるまで煮込まれた肉は
私達にも馴染みやすいお味でした。
八角が入って無ければ殆ど日本のどこかで食べたことがある味です。
日本で唯一作れない理由がありそうです。。。
非常に小さく、こんなに肉付きの良い羊はそうそう出会えません。
このレストランの牧場で特別に育てた羊だからかな?

羊串焼きは道の至る所で売っています。
観光地ともなれば10メートルおきにあるくらいに(市街地にはありませんが)。
そこで羊串の食べ比べ(笑)
レストランと味は違うのか?
ここの店はどうだろう?
あそこの店はどうだろう?
さて、どれだけ違うものなのか、遊んでみます(笑)
まずは最初の写真、一件目の出店。
一緒にやいているのは鳥類(なんの鳥なのか聞くのを忘れました、食べました)。
全体に香辛料をまぶし、ちょっとスパイシーでした。
お肉の大きさは他店舗よりちょっと大きめで食べ応えあり。
今思えばここの串が一番美味しかったかなぁ〜。
ここは観光地の入り口に付近の少し薄暗い路地にあったので人の行列はなし。

お次は観光名所のど真ん中にある出店へやってきました。
とにかく人が多く、一度下焼きしてあるものを注文が入ってから温め治すだけ。
肉質もガチガチになっていて、まさに観光客向け・・・
みなさん、こういったところは買いやすい場所にあって便利ですが
あまりに混雑しているところは避けましょう。

おまけ画像。
これは「腐豆腐」
発酵させた豆腐を香ばしく揚げたものに、辛めのソースをかけて食べます。
これも熱々のうちに食べないと駄目な物の一つ。
表面がカリカリのうちに食べないといけません。
のんびりと食べていたら中国人におこられました(笑)
やはり食べ歩きは楽しい!
もうひとつだけ(笑)

上海で一番人気のあるシャオロンパオ。
30分ならんでかいました(笑)

お茶を買いに行く途中、地下鉄の駅近くで見つけた中国風のお焼きみたいなもの。
肉まん焼いて平にしたような食べ物でした(名前は失念)。
羊・豚・牛と3種類の具が選べ、当然私は羊を注文!
ちょっとしたファーストフード感覚で食べることができる安価なおやつですね。
これが意外と旨い!
場所は交通量の多い非常に埃っぽい交差点そば。

頭上には高速道路が通っている、いわゆる「ガード下」みたいな場所。
トタンで出来た小屋が良い味出してます♪
なぜかこういった食べ物の方が強い引力をもっているようです(私にとって)・・・
引き寄せられるように店の前に立つと中国語で注文を聞いてきます。
取りあえずヤンルウ(羊肉)と言って、羊肉の具を注文。

タップリの醤油で煮込んだ具材を目の前で取り出し

まな板の上にのせて細かく切り刻んで(たたいて)くれます。
慣れた手つきで笑いながら、話しながらタンタン叩いてます(笑)
半分に割った包(餅)の中に入れてハンバーガーのような感覚で食べます。
これは旨いです、お手軽です。
チャーシューのようにトロトロに煮込んだシューシーな肉と
香ばしく焼いてくれた生地がなんともうまいうまい×2。
もっと食べたかったのですが、今後も考え一つだけで(^^;)
作り方教えてもらいたかったなぁ〜

ウイグル(回族)の人たちが良く屋台などで焼いている有名な羊串。
羊肉串と書きます(そのまんま)。
上に添えられている葉はコリアンダー(でしょうか?)。
口安めになんとなく気が利いました。
チリペッパーをまぶしてありますが見た目ほど辛くはありません。
主に羊のもも肉で脂肪の無いところを使うのが一般的。
お店によって若干の味の差があります。
これは日本でも同じですね。
このレストランの串は味付けが少し濃いめかな?
肉質はかなり堅く、かなりムシャムシャしないと飲み込めません。
さて、羊串の画像もこれだけなので(笑)、おまけの店内画像を少々。

やはり匂いが気になるのは万国共通。
私自身は何一つ匂いなど気にならなかったのですが(北海道人ですもん)
椅子の背もたれに掛けた上着のカバーが用意されています。
でも、このカバーにこそ匂いがかなり染みついていたのですが(笑)
日本でも同様のサービスをしている所がありますよね。

お店の看板。
これを目印に探してみてください。
上海を訪れた際に、羊が食べたくなったらオススメです。
夕方6時頃はかなり混み合いますので、待つ覚悟をしていった方が良いです。
(特に週末は!)

洪長興での2品目は水餃子。
ちなみに左箸に写っているのはしゃぶしゃぶ用の羊肉。
(この前のエントリーで羊の肉を掲載するのを忘れたので、少し登場させました)
急いで運んできた給仕係のお姉さんが、放り投げるようにおいていきました(笑)
さて、早速食べてみます。
調味料類は酢醤油が付いていましたが、まずはそのままで。
包みから溢れ出るスープというか、肉汁というか、とにかくジューシ〜。
ホフホフと絵に描いたような光景を目に浮かべてください。
そのまんまです♪
味付けは特に「羊」だからという感じではなく、日本で食べる事が出来る
水餃子の味付けと殆ど同じと感じました。
でも、具が羊。
ほんのりと薫る羊のフレーバーが、この水餃子に奥行きを与えています。
新鮮な羊を使った香りがしました。
水餃子の写真はあまりないので、おまけで下の写真を公開。

その昔、漫画「美味しんぼ」で読んだ記憶があるような(笑)
小麦粉を練って伸ばし棒状に巻いて、それを渦巻きのようにして焼き上げたもの。
(名前は葱油餅)
小麦粉をぱりぱりに焼いた香ばしさ、ごま油の香ばしさ、葱の香ばしさ。
これとおかずを一緒に食べるといった位置づけのものです。
このままおやつにしても美味しい。
もうひとつおまけ。

一緒に行った上海ジンのリクエスト。
羊ばかりで嫌気がさしたのかな(笑)
中国語(漢字)で「黒魚」。
あとで調べたのですが、実は雷魚(ライギョ)。
ヘイユーと発音するらしいです。
何となく見ためが淡水魚。
危険を察知した(有棘顎口虫の恐れ有り)私はシッカリと加熱しゃぶしゃぶして食べました。
良かった・・・刺身で食べなくて(笑)

上海へ到着し、ホテルに付いたら目的のレストランへ直行。
目指したのは洪長興(こうちょうこう・・と読むのか?)。
ここは1891年に開業した上海きってのイスラム系料理の老舗。
回族の調理人が料理しているそうです。
羊も自社牧場で特別に育てているという本気のお店。
もちろん有名店&大人気店でもあります。
席につくと「しゃぶしゃぶ食べる?」みたいな事を聞かれた(と思います)。
もちろん中国語なので私は何を言っているかさっぱり分かりませんでしたが、
通訳をしてくれた上海の学生が色々と話してくれました。

メニューを見ると日本人でも分かる!
流石漢字の国。
始めに注文したのは羊のしゃぶしゃぶ肉。
(写真の赤い枠で囲ったもの)
いわゆる「特上」のロール肉ですね。

写真のようなゴマだれ風のタレにつけて頂きます。
炭火がガンガンにおこったしゃぶしゃぶ鍋に肉を浸してしゃぶしゃぶするのは日本と同じ。
特に難しい食べ方はありません。
まずはお肉を半生程度にしゃぶしゃぶ。
・・・・〜〜〜!
トロケル旨さです。
回りの雰囲気も肉を旨くさせているのでしょうか?
オーストラリアの肉質とも、日本の肉質ともちょっと違いますね。
流石、自社農場で専用に育てているだけはあります。
200年以上の歴史は伊達ではありません。

もうひとつ、しゃぶしゃぶの具材として注文した肝臓。
そのままでも食べられる程の鮮度の良さ。
これをほんの一瞬だけお湯に潜らせて、超レアで頂きます。
もちろんこれはお好みで(^^)
軽く下味を付けてある肝臓は、こちらもまったくクセはありません。
日本でも羊のレバーは食べますが(私が)、同じくキメの細かい舌触りで大変美味。
さて洪長興の次の羊肉料理をお楽しみに。
下の写真は店内の様子です。
